宇宙風邪治療日記(7)

created at: 2021-03-08 00:00:00 +0000

まぁそろそろまとめるかという感じになってきた。症状を認識したころから回復に向かうまでの病院や薬での治療、手当みたいなところを書こうと思う。

診断から休職まで

正確な症状の認識の時期を特定するのは難しいんだけど、だいたい8月ぐらいにはちょっと変だなという感覚はあって、不眠とか倦怠感みたいなのがあった。夏場だったし、引っ越しの直後というのもあって、まぁそういうものかと思ってた。 9月ぐらいには入るとそこからさらに追い込まれていく感覚になって、仕事・育児・新しいことへの挑戦、みたいなのが連続で押し寄せてきてちょっとダメになってしまった。 病院にかかり始めたのも9月ごろで、当初は双極性障害と診断されていてその様な薬を処方されていた。自分的にもそういうものなのかと思っていたけど、この時飲んでいた薬は自分には合わなくていくつか種類を変えたりしていた。 唯一、効果を認識できていたのは睡眠導入剤でこれを飲むととりあえずスッと寝られるようになった。この薬は今も飲み続けている。 休職のタイミングとは前後するけど、社のストレスチェックで引っかかり産業医面談があってそこでセカンドオピニオン的な話をされて違う病院を紹介された。もともと飲んでいる薬が結構きつめであることと初手で「双極性障害」と診断するには早すぎる気がするという産業医の方からのアドバイスもあり、転院ではないんだけど違う病院に行くことにした。 転院後は「うつ状態」ということで診断書を出してもらった。休職のタイミングで会社に提出したのもそれ。

休職のタイミング以前の日記( https://www.ason.as/articles/2020-11-27-space-cold-3 )でも述べたけど、たまたま見ていたNHKの番組で産後鬱みたいなものは夫婦関係なく起こりうるというのを見て色々思いを馳せ休職を決意したのもある。 たまたま何かの情報から選べる道が増えるというのはありがたい。間違っててもどうにかなるけど、安全側に倒れるようにしていくとよい。

休職手当

給与に関しては基本的に働かなくなるので0円。タイミングによって休職前後の働いた時間が翌月なり当月の給与になるのでかなりアバウト。 休職中でも社会保険料などは払う必要があるので自動で数万円、人によっては数十万円を払うことになる。前述の通り給与が0円なので社会保険料とかを差っ引くと給与明細的にはマイナス値になっている。当然これを会社に返す必要があるんだけど休職中は一旦無視してOKという形だった。復職してから考えましょうということ。

休職手当については、会社の労務の方が様々な書類を一式用意してくれて、休職を決める段階で2ヶ月は休みますというのが伝わっており、2ヶ月分の書類が送られて来た。2ヶ月分というのがミソで基本的には毎月提出することになってる。この書類には2枚あって1枚が医者に書いてもらうもので月に何度診療に掛かったかとか医師から見た患者の傾向などを書いたり治療法などもかいてある。僕が書くものは自分の身分を表す情報と銀行口座の情報など。会社の某かは労務の人が予め埋めてくれていたので僕が書いたのは電話番号とか銀行口座ぐらいだったかな。

さて、実際に病院にかかって傷病手当がもらえるまでの話。 11月に休職しました病院にかかりました。病院には2度行きました。12月も引き続き病院にいきますという感じだと、11月分の傷病手当書類が必要。そしてその書類は12月にならないと書いてもらえない。11月分の治療が終わりまたということを証明する必要があるのでまぁそれはそうってかんじ。 なので、僕の場合だと12月の最初の診察のタイミングで書類を渡して帰る時に受け取るような感じにした。このまま即座に指定の場所に郵送します(多分保険会社) そうするとさらに1ヶ月後の1月に紙で通知が届き「いくら万円振り込みますよ」という手紙が届く。これが傷病手当。 加入してる保険によって違うんだろうけど、関東IT健保はこんな感じでした。

キャッシュフローの話をしておくと、11月に休職すると11月に働いた日数分の給与は当月に出ます。ややこしいが当社は当月締め当月払いなので11月は満額出ることになった。多分給与計算に間に合わなかったんだろうなぁ。10日分仕事してないけど満額出てたが当然翌12月には10日分の給与を引いて社会保険料を引いて年末調整の還付があってそこそこな額が控除される感じだった。実際12月に会社からのインカムはなし。たまたま副業をしていたので少し貯金があったのが救い。 貯蓄全くない状態での休職からの傷病手当の申請は結構タイムラグを考慮する必要があるので注意したほうがよさそう。あと、結構どこに問い合わせても「少々お待ちください」的な説明をされるので具体的な支給日を聞くのは結構不毛な感じだった。不安になる気持ちはさておき別の楽しいことに目を向けたい。

傷病手当の額面についてはよく言われている7割とか6割とかそういう感じだった。ただ、社会保険料などの控除額を考えると実質的には5割ぐらいと考えたほうがよさそう。 復職した今、控除されていたお金を3分割して払ってます。

復職

復職するタイミングを考えたのは、自分の家の収入が僕1本であることもあって焦りがややあったんだけど、生活リズムをガラッと変えて朝方に起きて外に出るようになったら気持ちの持ち方がよくなったと思う。子供の誕生日に両親が電動自転車を買ってくれたのも効いていたと思っていて、行動範囲が断然広がったし、僕自身自転車に乗るのが好きというのもある。土日には子供をつれて公園に遊びに行ったりしているし、結句それが楽しいのでこれは引き続きやっていこうと思う。 あと、好きな音楽を聞きながらプログラミングができたのも一つのポイントかもしれない。それまでは結構プログラミング自体が苦しいものだったけど、昔みたいに好きな音楽を流しながらプログラミングをできたのは嬉しかったな。

色々書いてみたけど、自分の調子の悪さを適切に病院に診てもらうというのは難しい。明らかな外傷だと判断が簡単なんだけど、日々のちょっとしたできないことが積み重なっていくと自分の体がうまく動かせなくなる。僕の場合はたまたま近所に心療内科があったこと、近い時期に産業医面談がたまたまあったこと、NHKで関連しそうな話題の番組をしていたこと。そのあたりの組み合わせが一番要因としては大きいと思う。 今は「だっはっは。やっちまいましたー」ぐらいの心持ちでいるけど、その温度感を他人に伝えるのは難しいんだよなぁ。まぁ普通にやってます。

病院の選び方も色々あると思うけど、とりあえずインターネットの情報は全く見る価値がない(これはもともとの信条だけど)自分で行ってみて合わなかったらシュッと変えていくのがよい。薬も合わなかったら即座に電話して翌日くらいには変えてもらうみたいな速度感でいってた。

完全回復にはまだなってないけど、仕事に復帰して先週ちょっとした機能のリリースを済ませたりもできた。徐々に日常に戻っていくぞ。