2x4とラブリコで家具をいい感じにしていく

created at: 2020-10-01 00:00:00 +0000

2x4で初めて家具を作ったのはだいたい2018年頃の話で自室にロードバイクを吊りたかったのが最初。

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たのしい....

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その翌週には工具を乗せる棚をアドホックに追加したりしてた。

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棚できた。

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そのひと月後には大量の木材を買って自室に棚を量産しまくっていた。行動力よ...。

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木材を集めてコネコネして棚をつくりました。

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その後もちまちまと木材を買い足したりして、引っ越しを経た今も自室だけじゃなくて家中に家具として組み立ててある。

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自宅の玄関に棚を作ってフィギュア置き場にした様子。

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旧居の自室になかった家具だと玄関に幅30センチ奥行き20センチ高さ1.2mぐらいの謎の空間があって(下に傘入れみたいな押入れがある)そこにフィギアを飾る棚を作ったりした。小さい棚。

もともと旧居の自室が狭くて収納を増やすぞ!!という理由で始めてたんだけど引っ越してしまった段階で収納が増えて広くなったので既製品の本棚と2本の2x4と有孔ボードで作った小物入れ、Hueのライトを設置するために1本の2x4が自室にある感じ。

新居に引っ越してきて買った既製品の本棚はたまたま自分がほしかったサイズを見つけてしまったので買った。今月中に見つからなかったら自分で作ってたかもしれない。2x4(サイズは様々あるけど)でつくれる家具のいいところは自室の広さに合わせた家具を自由に作れることで、新居では洗濯機の上にタオルなどを置く棚を自作したり、キッチンで子のミルク缶や離乳食や各種ストックを置く棚を作った。

たまたまなのかもしれないけど、旧居と新居で床から天井までの高さがそこまで違いがなかったので、引っ越してから追加で買った木材はほとんどなかった。いくつかの木材はサイズを合わせるためにのこぎりでカットはしたけどね。

これから2x4で家具を作るうえでおすすめしたい工具とかノウハウを残したいと思う。

ラブリコ

2x4を突っ張る器具。プラなので質感とかは気になるけど、床と天井なので見上げたり見下ろしたりしないとそこまでは気にならないかも。後述する塗料でどうにかなることも。

素材が金属のものもあるけど、気にならなければプラが安くてよい。何かあったときもカッターで破断できるのでなにかと便利。

2x4の幅(4インチ)の棚でよければ↑を買うとよい。もうちょっと奥行きがほしいときは、棚板にしたい木材(公式にはおすすめされていないので奥行き30センチぐらいの棚板が限界だと思う)と1x4を木ネジと木工用ボンドで接着してこの棚受けで棚を作ることはできる。

ただ、失敗談としては最初の写真のように猫が遊具だと思って登ったときに棚受けから木材がもげて大変な目に合うので棚板の奥行きを小さくしたり幅を狭くするなど自己責任でやっていくのがよさそう。

ジョイント。引っ越してきて、玄関にあったフィギア棚の木材が一番使う場面がなくて困っていたけど、天井までに足りない高さの木材を買ってきてジョイントすればいいということに気がついて買った。今は洗濯機の上のタオルを置く棚として転生してる。

電動ドライバー

ラブリコの取り付けには基本的に手回しドライバーでも可能なんだけど、DIYキーボードにおける「ハンダ吸い取り線」のような感じになるので電動ドライバーは買っておくと捗る。ハンズにいくと店員からインパクトドライバーを進められるけど、5センチにも満たない木ネジを打っていくだけなら普通の電動ドライバーでよいと思う。

メーカーはどこでもよいと思うけど僕はマキタのを使ってる。先につけるビットは元からついているやつをメインに使ってるのでとりあえずこれだけあれば大丈夫

メジャー

普通の巻きメジャーだと天井と床までの性格な距離を測りにくいという問題がある。天井と床はだいたいどの家屋でも2メートル以上あると歪んだりするので歪まないレーザーで正確に測れるレーザー距離計をおすすめしたい。ちなみに、ラブリコを取り付けるならば天井から床までの高さから 95mm を減らした木材を買う必要があるので注意が必要。

ちなみに棚板の横幅を調整したい場合もあるので普通の巻きメジャーもあると便利。

木材の買い方

上記が必要な工具類。なくてもどうにかなるけどある方が捗る。木材の買い方は色々あるけど、僕は東急ハンズの実店舗に向かって2x4を注文してます。簡単な設計図を持っていって店員さんとやり取りすると適切な木材の本数で済んだりするし質問などもしやすくてよかった。

また後述するけど、2x4をカットして余った木材(端材)は、通常破棄されるんだけど、ハンズだと無料で貰うことができるので、自宅にいくつかストックがあるようにもらっておくことでスペーサーとして利用できたり、木材をクランプと挟むときに緩衝材として利用できる。

楽天などで木材をカットしてくれるところもあるっぽいので慣れてくるとそっちで買ってしまえばいいのかも。

製作する上での注意

基本的には木材は加工された状態で届くので、ラブリコ取り付けて天井を突っ張ればよいのだけども、木材の表面をヤスリがけしたり、ニスを塗ることで手で触ったときの感触がよくなるので下記の工具もおすすめしたい。

ヤスリがけは、ささくれがあったりすると危ないので届いた木材を軍手をした手でざっと触って見て引っかかりがあったらそこを紙ヤスリでならすのもいいし、電動ヤスリでガッとやるのもよい

特に塗料を塗る場合は、ヤスリがけをしておくほうがいいというが、届く木材はほぼ生身に近いので僕の場合はヤスリかけせずに塗っている。

塗料に関してもつやなしつやあり、油性水性などがあるけど、基本的には屋内で使う場合は水性の方が取り扱いがしやすいと思う。すごく湿気が多い場所とかだと防水もできる塗料の方がいいけどそのあたりは設置する場所によりけり。

スプレータイプの塗料もあるけど2x4になると塗布面積が結構広いので缶に入ってるタイプのものを買って刷毛と塗料トレーを使ってベランダなどで作業するのがよかった。 ベランダに木材を立てかけたり横において作業するときはビニールシートかウェスを敷いてやると床面が汚れなくてよい。自転車の整備でも使ってる下記のウェスが厚手で使い勝手がよくて愛用してる。基本的には立て掛けて作業してるので床面とベランダの手すりの部分にウェスをかけてるイメージ。

工具箱があると便利。しかも巨大なやつ

電動ドライバーのしまう場所や木ネジを入れたネジ入れ、メジャー、のこぎり、のこぎりガイド、ウェスなどなどなどを突っ込んでしまうもの。日和って小さいやつを買うとあとで絶対後悔するので入れたいもの+αが入るぐらいのサイズを買うのを強くおすすめします。(工具箱3つも買いたくなかった)

のこぎりとのこぎりガイド

うっかり採寸をミスってしまって自分で少し木材を切ることになった場合はのこぎりで木材をカットすることになるんだけど、その際にのこぎりガイドがあるとまっすぐ切ることができる。人間に2インチもの幅をまっすぐ切るのは困難...。多少斜めになっていてもラブリコは寛容なのでどうにかなるけどやっぱまっすぐな切断面の方が安心する。届いた木材を見て「やっちまったー」ってときは買っておくのが良い。

長い場合はカットで住むけど短く注文してしまったときは木材を注文したときにもらった端材を先端につけて、横から木ネジを斜め打ちすることでかさ増しできる。当然だけど強度に不安が出てくるので注意が必要。短いよりかは長い方がリカバリが簡単ではあるけど、そもそもそういったミスを起こさないように天井までの高さを図るのをレーザー距離計にしたり、設計図をちゃんとつくって店員に相談するのがよい。

まとめ

工具とか木材の買い方、家具を作る上での注意点、ミスのリカバリについて書いた。ミスってもどうにかなるというのもDIYの醍醐味だと思う。5,6個の家具を作って思うことは既製品の家具の値段や品質はすごい。DIYキーボードでも感じたことはDIY家具でも同じように感じる、ということ。自分のほしい家具が手に入って生活が豊かになるのは楽しいので興味があればぜひとも挑戦してみてほしい。